80代のご夫婦の力関係を見て、えーそうなの、と思いました。
サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
=====
プール仲間の先輩女子のお宅へ遊びに行きました。
先輩女子、82才。
プールでは、バタフライ25mを完泳するほどお元気。
お宅で出していただいたごはんは、カフェかと思うほどおしゃれです。
お子さんたちは独立して、ご主人とふたり暮らし。
ごはんをごいっしょしたご主人は紳士で話題豊富。
ふたりして学校の先生を定年まで勤められたそうです。
でも、ひとつだけ気になることが。
彼女が何か言いかけると、ご主人が
「待ちなさい。あなたはまたわけのわからんことを言う」
デザートのスプーンが出ていないと
「あなたは気が利かない」
こんなにやさしげなオジサンなのに、モラハラ?
彼女は笑って、はいはいと受け流しています。
ふたりとも定年まで公立高校の先生で、共稼ぎ。
同じ職業で、収入も大きな違いはなかったでしょう。
わたしからすれば、ご主人に対してなんら遠慮する部分はないと思うのですが。
プール仲間なので年齢とか考えたことがなかったけれど、戦前生まれで大きくくくればうちの両親と同世代。
うちの父と母の関係も、まあ、こんなものでした。
家庭の戦略で、ほんとのパワーバランスは違うのかもしれません。
それでも家庭内では妻は夫を立てて、あたりまえ。
年齢がふたまわり違うとこういうものなのか、えーそーなの、と。
うちのトーチャンとの関係や、ムスメ夫婦の友だちみたいな関係を見てると、そっちのほうが気楽でいいと思います。
世の中、だんだん変わっているなあ。
少しずつだけど生きやすくなっているなあ。