パート先の幼稚園で、よくできたKくん(3才男児)の中間反抗期に遭遇中です。
サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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Kくん、去年、2歳半で小さい子クラスに入園してきました。
それまで保育園に通っていたせいか、親と離れても泣かず、ひとりでトイレに行けて、先生の言うこともちゃんと聞きます。
とにかく「よくできた子」でした。
それが、今年、年少クラスにあがると変化が。
声をかけても遊んでいて集まらない、先生のお話しを聞く場面でふざけている、お弁当箱をしまわず出しっぱなし。
同級生のいわゆる‘問題児’のMくんと遊ぶようになったからです。
MくんはADHD(注意欠陥・多動症)が入っていて、先生が何を言おうがとにかくぴゅーっといなくなるタイプ。
Kくん、そのMくんの後をついてまわり、同じようにイケナイことをします。
親だったら、そんな友だちと遊ばないで、と言いたくなるところかもしれません。
でも、園の先生たちは「Kくんにも反抗期が来た。そんな時期も成長には必要だよね」とほほえましく見ています。
早めに来た中間反抗期です。
ギャングエイジともいわれる中間反抗期。
大人の言うままではなくて、友だちの影響を強く受けて、良いことも悪いことも自分の意思でやってみようとします。
パート先生のわたしは、一日に何度も、帰ってこないふたりを園庭の端まで探しに行き、興味をなんとか引いて教室に連れ戻すのに大苦戦。
でも、よくできた子だったKくんが反抗しながら自分自身を育ててると思うと、これはこれで喜ばしい。
じっくり付き合ったるで〜。