実家の父のひとり暮らし対策で、緊急通報システムをつけます。
サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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実家の父91才、ひとり暮らしを始めました。
高齢者のひとり暮らしで心配なのは、病気やケガで倒れて誰にも気づいてもらえないこと。
知り合いのお母さん、ベッドと壁のすき間にはまりこみ自力で出られなくなって、2日間そのままだったといいます。
そこで役場で相談して安否確認つき弁当配食(週2回)、その後介護保険でヘルパーさん(週2回)を申し込みました。
これで、火、水、金、日、一日おきにはカバーできます。
もうひとつ役場で勧められたのが、高齢者緊急通報システム。
・ボタンを押すだけで夜中でもセンターとつながる
・助けを呼べば、センターの「駆けつけ員」が来てくれる
・持ち運べるペンダント型の緊急ボタンあり
・人感センサーで24時間動きがなければ、自動通報される
こんな便利なものが町の福祉サービスで、ひとり暮らし高齢者には「無料」で提供されています。
ええやんか、と思ったのですが、大きなネックがひとつ。
父がボタンを押したときに連絡が行く先は駆けつけ員とわたしだけでなく、ご近所の親しい人を頼まないといけない仕組みです。
行政サービスなので、地域共生というか地縁を強化しようというか、そういう考え方が入ってます。
これは難しい。
頼めば引き受けてくれるご近所さんがいないわけではないですが、自分が頼まれたらと思うとかなり負担です。
夜中寝ていて、緊急コールに気づかなかったら?
気づいたとして、真っ先に現場に着くのは自分、どうしたらいいの?
仕事で来てくれる駆けつけ員とちがって、好意だけのご近所には頼めません。
こら無理やな、とあきらめました。
でも、しばらくたって仕組みが変わった、と役場の担当者が教えてくれました。
連絡先登録はケアマネさん可、平日昼間だけでも可、となったのです。
役場も思ったより利用者が増えず、地域コミュニティの力が弱まってることに思い至ったみたいです。
新しもの好きの父がつけてみると言い、ケアマネさんが業務時間でよければと引き受けてくれたので、役場に申し込みました。
緊急通報ないことを祈っていますが(笑)