ひとり暮らしの実家の父が、しゅうとめ化しています。
サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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遠距離実家でひとり暮らしの父(91才)がコロナにかかり、実家に戻っています。
何日か熱は出ましたが重症化することもなく、元気になってきました。
ここ数日は、わたしが朝実家に行くと、自分で朝ごはんを作っています。
食パンにケチャップとブロッコリーとチーズを乗せて、ピザトースト。
「お父さん、しゃれたもん食べてるなあ」
「栄養取れるよう工夫してるねん」
母親が生きているときはパン焼いたこともなかったのに、大したもんです。
こういう研究熱心なところがあるから、ひとり暮らしもなんとかなるのでしょう。
父、弱っているときはこちらも心配ですし、本人も弱気です。
ところが、ちょっと元気になって来ると、家の中をうろうろして、わたしのする家事に文句をつけます。
「ブロッコリーゆでてから塩かけたか?」
「茶がらは乾かしてからゴミ袋に捨てよ」
「野菜入ってたプラトレイは使おうと思って取ってあるんだから、捨てるな」
超高齢者の家、わが実家といえど、父の家です。
それぞれの家にはそれぞれのやり方があると思って「はい、はい」と聞いていますが、たまりません。
ずっと同居していた主人の母が亡くなって(申し訳ないけど)天井が取れたような開放感を味わったのに、ここにきて父親のしゅうとめ化。
仕事ひと筋とはいえ、わたしだって何十年か母親をしてましたから、主婦歴4か月の父親に指導される覚えはありません。
あげくに父親こんなことを言います。
「せっかく来たんだから、勉強して帰れ」
腹立つわあ。
もうそこまで元気になったのなら、大ゲンカする前に自宅へ引き上げます。
お父さん、好きな盆栽の世話も無理せず、熱中症に気をつけてくださいよ。
娘は、着かず離れず適当な距離感で、また来ます。