ひとり暮らしの父91才の家事力が、謎の進化をしていました。
サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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遠距離実家の父、91才。
母が生きてるころは、ヤカンでお湯沸かしたこともなかったと思います。
それがひとり暮らしになって、朝ごはんにピザトーストを作ったり、ご飯を炊いて冷凍したり、そこそこ研究熱心。
いつのまにか、キッチン用のスツールを買ってます。
煮込み料理でも作るつもりなんでしょうか?
ガスコンロ前の壁にフックをつけて、お玉や鍋つかみをかけてます。
なんや、この家事力?
新婚の奥さんか?
でも、その横にはアルミキャップがため込まれてます。
シラスや総菜が入っていた白いプラトレイも山積み。
冷凍食品のパッケージの袋までいっぱい取ってあります。
「お父さん、こんなもんどんどんたまるで。キリないから捨てよ」
「ゴミ捨てるときに使うんや。ほっとけ」
父の家事力は謎の進化をとげて、娘の言うことなんか聞きません。
もう好きなようにして。
自分の思うようにできてるうちは、ひとり暮らしがんばって。
口を開けばケンカになる娘は、さっさと父を置いて帰ってきました。
お父さん、けがだけしないでね。