幼稚園でふたりの女の子がメカジキをめぐって争う、人生最大のモテ期に入りました。
アラカン女子メカジキが、女子の定年後の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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幼稚園の満3才児と2才児のクラスで、パートタイムの補助の先生をしています。
3歳になったばかりの女の子 Tちゃんが、こないだ入園してきました。
初登園日、お母さんと門で別れるときはギャン泣き、大暴れ。
園に入ってからも、この世の終わりかと思うほどの勢いで泣いています。
こんなときこそ、下っ端オバチャン先生の出番。
担任の先生はクラス全体の運営があるので、泣いている子にかかりきりになれません。
補助の先生が、1時間でも2時間でもおんぶしてやります。
本人が納得するまでおんぶしてやると「ママいなくても、幼稚園は安心していい場所」と認識するようで、自分から降りて遊び始めます。
10キロもある子を長時間おんぶするのはたいへんですが、最初におんぶした子はたいてい自分になつくので、けっこうおいしい仕事です。
Tちゃんもしばらくおんぶしてやると、元気に遊び始めました。
その後も何かあると、手をつなぎに来ます。
他の先生が着替えさせようとしても「ちがう!」とメカジキを指さして指名。
内心、ちょっとうれしい。
ところが、数日後に2才4か月の女の子 Mちゃんが初登園。
この子もギャン泣きしたので、メカジキがおんぶしました。
すると、Tちゃん、すごく怒りました。
自分も抱っこせいと泣いてせがみます。
Mちゃんをちょっと降ろして、かわりばんこに抱っこしようとしても、こんどはMちゃんが泣いてTちゃんを押しのけます。
若い女の子ふたりがメカジキをめぐって争う図。
見かねた担任の先生がTちゃんをなだめて抱っこしました。
Tちゃん、「裏切ったわね」という目でメカジキをにらんでいます。
人生最大のモテ期です(笑)