幼稚園で、人生初のトンボ捕りに挑戦しました。
アラカン女子メカジキが、女子の定年後の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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定年後に勤め始めた幼稚園で、初めて虫捕りに行きました。
メカジキ、もともとサラリーマンですし、ガチのインドア派で虫恐怖症。
トンボやバッタはもとより、ハエだって怖い。
人生で虫捕りなんか一回もしたことがありません。
戦々恐々と、虫捕り網を子どもの数だけ持ち、でっかい虫かごを抱えて森へ出かけました。
ひらけた野っぱらに出ると、そこらじゅうの赤トンボ。
追いかけられたことがないのか、無警戒でゆうゆう飛んでいます。
子どもたちに急いで虫網を配ります。
怖いので、がんばれと言いながら横で見るだけのつもりでしたが、3才児ではまだ上手に虫網があやつれません。
「貸してみ」
思わず、虫網を手にトンボを追いかけることに。
入れ食い状態だったので、初心者のおばちゃん先生もトンボGET。
網に捕ったはいいが、どうしたらいいかわからず先輩先生に泣きつきます。
「トンボは翅を持つのよ」
先輩がこともなげに翅をつかんで、トンボを虫かごへ入れてくれました。
その後は、何回も先輩を頼る訳にいかないので、覚悟を決めてトンボに触ります。
初めて触るとバタバタ動いていて「わ、生きもの」という感じでした。
子どもが捕ったバッタも虫かごに入れました。
バッタは胴体を持ちます。
園に帰ってきてから先輩の先生に
「人生初トンボ、初バッタでした」と言うと
「仕事だと思うと何でもできるでしょ」と笑われました。
たしかに仕事ならがんばれるタイプでした(笑)
63才で、人生初トンボ、初バッタ。
幼稚園ワーク、なかなか侮れません。