定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

森の幼稚園の効用とは

 

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森の幼稚園、というのをご存じですか?

ラカン女子メカジキが、女子の定年後の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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定年後に、幼稚園でパートタイムを始めました。

知らない世界に飛び込んで、毎日感心したり、成長したり?してます。

 

担当している年少さんの下のクラス、2才児と満3才児は、まだまだお母さんがいちばん。

幼稚園に登園してきても「おうち帰る」「ママがいい」とギャン泣きする子がいっぱいいます。

そんな小さな子どもたちをクラスになじませるのにいちばん効くのは、何だと思いますか?

山歩き、です。

 

うちの幼稚園では「森の幼稚園」と称して、週に2回くらい、近所の森林公園へ小遠足に出かけます。

泣きわめいている子もいる2~3才児を、とりあえず園バスに詰め込んで出発。

山に着くと、みんなちょっと顔が変わってきます。

いままでの柵に囲まれた幼稚園とはちがって、大きな木々や川やどこまでも続く空間。

小さいながらに自然の畏怖みたいなものを感じるようです。

 

「みんな行くよ。お山では自分で歩きます、抱っこはしません。」

担任の先生を先頭に、2~3才児15人ほどがとことこ山歩き。

けっこうな山道、坂道を小さい子が自力で上がっていきます。

最初は泣いていた子も、自分ひとりで40分ほども歩いています。

先生に見本を見せてもらって、落ち葉の山に飛び込んだり、バッタを素手で捕まえたり。

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森の幼稚園は、子どものひとり立ちに効果てきめん。

子どもはすごいわ、、、と感心しながら、新米のアラカン先生メカジキも一番後ろから山道を上ります。

「見て、見て。でかいバッタ捕まえた」

ウワっ、虫嫌いなんだよ、わたし。

 

子どもはみるみる成長しますが、アラカン女子はなかなか成長できません(笑)