乳がん再発予防の女性ホルモンを抑える薬は、アラカンおばちゃんにも必要らしい。
アラカン女子メカジキが、女子の定年後の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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2度目の乳がんが9月に見つかり、10月に部分切除の手術、その後25回の放射線治療を終えました。
抗がん剤治療は必要ないので、あとは5年間、女性ホルモンを抑える薬を飲み続けます。
女性ホルモン(エストロゲン)を抑えると、がんの再発率が低くなるそうです。
49才で1回目の乳がんをやったときに、抗ホルモン薬を飲み始めたとたん、生理が止まりました。
もう更年期を迎えようかという年齢でしたので、あっさり閉経。
がんのバタバタで、更年期障害があったかのかどうかも、よくわかりませんでした。
昔から「見た目はおばちゃんだけど、中身はオッサン」と言われ、女性要素少なめ。
今や62才のおばちゃん(おばあさん?)、抗ホルモン薬を飲むまでもなく、女性ホルモンなんぞ出てないと思われます。
主治医にもそう言ったのですが、閉経後に飲む抗ホルモン薬は種類が違うが必要とのことでした。
抗ホルモン薬を飲むと、髪や皮膚が乾燥気味になってパサつくような気がします。
主治医は「気のせい」と言うのですが、顔のクリームやヘアクリームをたっぷり目につけておきます。
それよりも心配なのが、女性ホルモン(エストロゲン)を抑えると骨粗しょう症が進むことです。
前回のホルモン治療のせいかわかりませんが、もともと骨量少なめ。
薬を飲み始める前に検査してもらいました。
大腿骨は、若い女性平均の72%しか骨密度がありません。
70%を切ると骨粗しょう症ですから、危機的状況。
カルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンD薬をいっしょに飲むことになりました。
乳がんをきっかけに、悪かった歯を抜くことになったり、骨粗しょう症予備軍であることがわかったり、芋づる式に悪いところが出てきます。
高齢者が増えると日本の医療費がひっ迫するのはこういうことか、と納得するアラカン女子です。