定年から2年経って、ようやくサラリーマン時代の名残りを全部捨てました。
アラカン女子メカジキが、女子の定年後の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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今年は大掃除はしないと決めましたが、気になってたものを断捨離しました。
サラリーマン時代の名刺ファイルです。
A4サイズのごついのが3冊もありましたが、ようやく捨てました。
メカジキはサラリーマン時代、技術系のいわゆる専門職でした。
38年、ひとつの会社で、ひとつの専門分野で仕事をしてきました。
定年後は同じ分野での仕事はしないと決めて、雇用延長や転職を自分から断りました。
その後なんだかんだで、全然関係ない幼稚園の先生になり、結果的に幼稚園の仕事は楽しくて気に入ってます。
もう専門分野の人脈ストックのような名刺ファイルは不要だったはず。
でも、心のどこかに、もしかしたら、何かの縁で元の分野の仕事を頼まれるかも?という思いがあったんでしょう。
名刺ファイル、後生大事にしまってありました。
未練がましいわ(笑)
定年から2年経って、保育士資格も取りました。
セミリタイヤした人生の後半戦は、保育の分野でマイペースに仕事をしていくでしょう。
ようやく踏ん切りがついて、名刺ファイルを処分しました。
個人情報のかたまりのような名刺を何百枚も捨てるのは、ほんとうに面倒でした。
定年前に会社の大型シュレッダにかけておけばよかった、と後悔。
今年は、ほかにもサラリーマン時代の名残をいくつか捨てました。
専門資格、それを維持するために入っていた学会から退会しました。
仕事分野の本(専門書)を売りました。
定年後に始めた「カブトガニプロジェクト」こと、元の会社の企業ミュージアム支援ボランティアを終了(この件は別にレポートします)。
これで、名刺も捨てたわけです。
自分は思い切りのよいほうだと思ってましたが、38年も続けた仕事や会社と縁を切るには、2年かかりました。
すっきり、サラリーマン時代にさようなら、です(笑)