うちのトーチャン(夫)は安上がりです。
サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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うちのトーチャンは現役の職人で、ふだん着ているものはほぼほぼ作業服。
昔はいわゆるナッパ服で、灰色や薄緑色の上下そろいの上着とズボン姿でした。
胸に会社名が刺繍してあるアレです。
最近のトーチャンは前よりおしゃれに見えますが、それはあくまでワークマンなど作業服メーカーの企業努力のおかげです。
頼まれれば土日連休・夜間作業なんでも引き受けて、正月でも現場に出かけて行きます。
海外旅行も豪華客船クルーズも縁がありません。
ビールは飲みますがわたしのような大酒飲みではなく、たばこは嫌い、賭け事はしません。
仕事終わりには、テレビのバラエティ番組を見るのが大好き。
それも無料の地上波でじゅうぶんという、ほんとに安上がりなトーチャンです。
唯一趣味らしきものと言えば、時代小説を読む、というもの。
同じようなテーマの、いわゆる痛快時代劇シリーズみたいな文庫本を次々と買ってきます。
こんなに読んだら、どれがどれかわからんようにならんの?
そんなことはない、とトーチャンは言いますが、わたしは知っています。
ときどき忘れて同じ本を2冊買ってるのを(笑)
でも、安上がりなトーチャンのおかげで、わたしの定年までに家のローンは返し終わり、老後資金もなんとか心配のない程度には貯められました。
トーチャン、好きな文庫本くらい、2冊でも3冊でも好きなように買ってください。