定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

2度目の乳がんでした

 

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定年後はのんびりするはずだったのに、2度目の乳がんと診断されました。

くっそーっ、と思ったアラカン女子メカジキです。

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乳房の生検(細胞診)から2週間後、結果を聞きに病院に行きました。

その日に遺伝コンサルティングもするというので、ムスメ(長女)を連れて行きました。

 

がんでした。

8割がんと言われて覚悟はしていたのですが、それでもどこかで「まちがいでしたよ」てな展開にならんか期待していました。

しかし、先生から「最初にお伝えしますが、がんでした」とあっさり告げられます。

異時性両側乳がん、という病名です。

 

くっそーっ。

最初の乳がんのときは「死ぬかも」と思いましたが、10年以上も乳がんとつきあってきたので早期発見すれば治る病気と知っています。

でも、せっかく定年して、のんびりして、これから好きなこといっぱいやろうと思っていたのに。

しがらみから解放されて、人生の黄金の15年を満喫するはずだったのに。

せっかくバタフライ泳げるようになったのに。

めんどくさくて、腹立たしい。

 

こちらの思いとは別に、はなしは遺伝コンサルティングへと進みます。

遺伝コンサルタントと名札をつけた医療者も同席してましたが、説明は主に主治医から。

家で用意してきた家系図を出して、血縁者のなかでだれががんにかかったかを話します。

母方はがん家系で、母以外みんな、がんにかかっています。

素人目にも遺伝性乳がんの可能性が高い。

 

遺伝子検査を申し込みます。

血液をアメリカに送って検査するので、2~3週間かかるそうです。

 

遺伝性なら、同じ側の乳房に新たながんができる可能性が高い。

全摘が標準治療です、と言い切る先生。

 

ここで言わねば、ともう1枚用意してきた自分の優先順位チャートを出します。

運動機能を損なうなら、全摘したくない。温存にしたい。

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先生、えっ?という顔になりました。

 

 

続きます。