60にして、バタフライに挑戦するアラカン女子メカジキです
定年後はいつだって夏休みみたいなものですが、それでもほんものの夏休み期間はなんだかうれしい
週に5日、スポーツクラブのプールに通っています
フィンスイムや泳法のクラスレッスンに参加するようになって、おしゃべりする相手ができました
そして今、バタフライ(!)の練習にはまっています
メカジキ、すごい運動音痴ですが、なぜか小学校の最初のプールの授業から泳げた記憶があります
とはいえ水泳部で本格的に練習したとかがないので、自己流でたらたら泳ぐだけです
クロールと平泳ぎはなんとか泳げる
背泳ぎはできるけど、曲がってプールの壁にぶつかる
バタフライは、カエルが溺れてる、、、笑
そのバタフライになぜ挑戦しようと思ったのか?
バタフライ、プールで泳げるひとを見ているとカッコいいんです
両手をあたりをなぎ倒すような勢いで広げて、全身で水の中に入っていきます
ああ上級者の方ね、という感じで初心者はコースを譲ります
ところが泳法クラスでは、60代~70代の男女がけっこうバタフライを泳いでいます
78才の女子もいます
もともと水泳部だったんですか?
聞けば、63才でスポーツクラブに入るまで泳いだことなかった、15年通っているうちに泳げるようになった、とのこと
へーっ、すごい
人生100年時代、少なくとも80才まで泳げるとしたら、あと20年ある
20年あれば、オリンピックに出るのは無理でも、バタフライをそれなりにカッコよく泳げるくらいにはなれそうです
泳法のクラスでは、コーチが基礎から教えてくれます
最初は、右手だけ左手だけのバタフライから練習
片手だけのときはそれなりに泳げるのですが、さあ両手でとなったとたん力不足
オジサンは腕力があるので、ブンと腕をかいて水から上がってきます
女子は非力で水の圧力に負けて、水から腕が上がってきません
バタフライでは、総じて男のひとのほうがうまい
泳法クラスの時間だけでは上達しないので、メカジキ、自主練しています
アラカンのおばちゃんが、ひとりで、カエルが溺れるようなバタフライを一生懸命練習している
笑える光景ですが、見知らぬオジサンがとっかえひっかえ寄ってきてコーチしてくれます
焦って浮かびすぎ、上がってくるのを待て
息継ぎに必死にならずに、おでこから水に入るんだ
キックは足をそろえて打たんとパワーが逃げる
ちょっとバタフライが泳げるオジサンたちは他人に教えたくてしょうがない 笑
もらったアドバイスのおかげか、自主練が功を奏したのか、なんとかバタフライで25m泳ぎ切れる(ときもある)ところまできました
あと20年で、楽にかっこよく泳げるバタフライを目指します 笑