定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

父91才、家事力アップ?

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ひとり暮らしの父91才の家事力が、謎の進化をしていました。

サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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遠距離実家の父、91才。

母が生きてるころは、ヤカンでお湯沸かしたこともなかったと思います。

それがひとり暮らしになって、朝ごはんにピザトーストを作ったり、ご飯を炊いて冷凍したり、そこそこ研究熱心。

 

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いつのまにか、キッチン用のスツールを買ってます。

煮込み料理でも作るつもりなんでしょうか?

 

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ガスコンロ前の壁にフックをつけて、お玉や鍋つかみをかけてます。

なんや、この家事力?

新婚の奥さんか?

 

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でも、その横にはアルミキャップがため込まれてます。

シラスや総菜が入っていた白いプラトレイも山積み。

冷凍食品のパッケージの袋までいっぱい取ってあります。

 

「お父さん、こんなもんどんどんたまるで。キリないから捨てよ」

「ゴミ捨てるときに使うんや。ほっとけ」

 

父の家事力は謎の進化をとげて、娘の言うことなんか聞きません。

もう好きなようにして。

自分の思うようにできてるうちは、ひとり暮らしがんばって。

 

口を開けばケンカになる娘は、さっさと父を置いて帰ってきました。

お父さん、けがだけしないでね。

 

 

父91才、盆栽の桜は満開だけど

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父91才が丹精した盆栽の桜が満開です。

サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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母の一周忌で遠距離実家に帰省しました。

父、91才。

ますます頑固になってますが、ひとり暮らしできてるだけでエラい。

 

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世間の桜の開花は遅れているようですが、父が丹精した盆栽の河津桜は満開。

足が痛いと言いつつも、枝の端から端まで70センチはあろうかという大きな鉢ものを自分で運んでいます。

庭には大小100鉢を越える盆栽と、自分で建てた盆栽用の作業小屋があります。

 

 

趣味の日曜大工はしんどいときはやめとこで済みますが、盆栽は生きもの。

痛い足をひきずってでも、毎日の水やりが欠かせません。

これが生き甲斐、はりあいになって、父はなんとか元気です。

 

とはいえ、たまに帰ってきた娘に、待ち構えていたように手伝いをさせようとします。

「このへんの鉢全部をあっちへ動かそうと思うんや」

「そこやない。そこ持ったら枝が折れる」

「おまえはやることが雑」

 

いっしょうけんめい手伝ってるのに「雑」と言われて、気の短いわたしは怒り沸点。

父とケンカになるのはいつものことです(笑)

 

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父91才、日曜大工が謎すぎる

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実家に帰ると、父91才の日曜大工が謎すぎでした。

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母の一周忌のために遠距離実家に帰省しました。

91才でひとり暮らしの父、心配していたよりは元気で、ますます頑固になってました。

足が痛い足が痛いと言いながら、あいかわらず謎の日曜大工にはげんでいます。

ダイニング周辺にも工具や材料の板がいっぱい置いてあり、家の中のごちゃごちゃが加速。

 

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前に作りかけだったダイニングの飾り棚の横のすきま収納、できあがっていました。

どう見ても、ここに置かんでもええんやないか?というようなものばかり。

便利になったとも、かっこよく収まったとも思えません。

せっかくの飾り棚も映えないし、母が生きていたら怒りまくったでしょう。

 

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その上、わざわざ飛び出しを作ってティッシュのストックを置いてます。

すぐ横のキッチンにパントリーもあるんだから、そこへしまったらあかんのか。

 

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ティッシュをどけると、段ボールを丸く切った型紙のようなものがありました。

 「お父さん、この丸は何?この飛び出し部分を回転させるの?」

「そうや」

「なんで?」

 

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「ココの角に足ぶつかるから、90度回転してしまえるようにするんや」

 

・・・最初から、ティッシュをそんなとこに置かんかったらええやんか。

ひとり暮らしの父が、生活に楽しみを見出して、知恵を絞ってDIYしているもの、さすがに口に出せませんでした。

でも、父91才の日曜大工は謎すぎます。

 

 

幼稚園パート、働き続ける

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幼稚園パート64才、4月からの雇用継続が決まって働き続けます。

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勤め先の幼稚園の卒園式が終わって、春休みに入りました。

 

うちの幼稚園、4年前に再就職してから、入園児数とクラス数が減り続けています。

少子化かつ共働きの増加で仕方ないのですが、クラスが減ると先生が余ります。

わたしは末端非正規シルバー枠で先生の中で最高齢ですから、次年度はもうけっこうですとなるかも、と心配していました。

そうなったら保育士資格の生かせる保育園で職探しをしますが、小心者なので新しい環境に入っていくのはおっくうです。

 

だいじょうぶでした。

4月の休み明けからもまたぜひお願いします、と園長先生に言われました。

 

実は、わたしがすごく有能だからではなく、3月末で正職員が2名退職されたからです。

正職員の追加募集はしないらしいので、たぶん人件費の安いパート先生でまわしていくのでしょう。

幼稚園経営もたいへんらしい。

わたしとしては仕事は気に入っているので、雇用がつながってひと安心。

 

でも、おやめになった正職の先生のひとりは小さい子クラスの担任の先生。

姉ご肌の良い先生で、わたしがサラリーマンから初めて幼稚園に来て、右も左もわからない中、指導してくれた人です。

はあっ、ほんとに残念、かなしい。

先生のやめられる理由が、持ち帰りサービス残業(子どもの記録や制作物の準備など)が多くて、給料が安い・・・というのも、古いタイプの幼稚園や保育園あるある、らしい。

 

次年度の担任と上手くやっていけるかも心配ですが、そのときはそのとき。

パートの気楽さで、春休み突入です。

 

 

リフォーム、できるところは自分で

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自宅キッチンのリフォームですが、できるところは自分でやって節約する作戦です。

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築30年の自宅のキッチンやトイレ、風呂をリフォームすることにしました。

あまりお金をかけずにという方針で、クリーニングできるものは自分できれいにしてそのまま使います。

 

 

自分でと言っても、わたしはトーチャンにぶつぶつ言う係り。

システムキッチンはそのまま使うことにしたので、ガスグリルの上のステンレスの焦げが気になる。

焦げが、焦げが・・・

 

と言えば、神マメなトーチャンが「こんなもん、酸洗いすればすぐ取れる」と作業を始めてくれました。

ステンレスの酸洗い、といって強い酸性薬品で汚れや焦げを落とすもの。

トーチャン、職人なので作業前にちゃんと養生します。

 

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ビフォー写真を撮る暇もなし ↓↓↓↓

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きれいになったアフター ↓↓↓↓

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ありがとう、トーチャン。

調子の悪いガスレンジと、ガタガタ音のするレンジフードは新品に入れ替えます。

 

 

予算300万でリフォームするぞ

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予算300万で、自宅の水回りのリフォームをすることにしました。

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築30年の家をリフォームするか、老後はマンションに住み替える前提でお金をかけずにこのままいくか、迷っていました。

 

 

うちのトーチャン、自営業の職人です。

80才まではじゅうぶん現役で働けるはず。

仕事をしている間は作業場が必要で、マンションに住み替えるとしても10年、ひょうっとすると15年先です。

 

老後に備えるのも大事でしょうが、そのために今の暮らしを我慢しているのも違うような気がします。

まだまだ人生長いのに、今を楽しまんでどうする?

 

よーし、リフォームするぞ。

ここからの10年気持ちよく暮らせるように、気になるところはリフォームしよう。

 

ただし、小心者なので、ばーんとお金をかけて新築同様にとは思っていません。

気になる水回りを中心に、必要最低限直す。

リフォーム経験者の友だちに聞くと、ココもアソコもとなってどんどん費用が膨らむと言います。

小心者の直感で、予算は「300万」と決めました。

その枠の中でできることを考えます。

 

ムスメとトーチャンにも意見を聞いて、優先順位をつけました。

 1. トイレ(1階と2階、内装込) 100万

 2. キッチン(レンジとレンジフード) 30万

 3. ユニットバスと給湯器 150万

 4. 畳と障子のはりかえ 20万

 

控えめに見て、すでに予算いっぱい。

システムキッチンの交換は、作り付けの食器棚も含めてとなると200万超えそうなのであきらめます。

高いグレードの設備には手を出さない、クリーニングできれいにできるものはそのまま使う、できるところは自分たちでDIYする、など努力が必要。

一般的にはリフォーム会社に一括して発注するのでしょうが、うちはトーチャンが建築関係の設備屋なので、安いところから個別に設備を買ったり、知り合いの職人さんを頼むことで多少安くなるはずです。

 

 

プール仲間の80代のご夫婦の力関係

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80代のご夫婦の力関係を見て、えーそうなの、と思いました。

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プール仲間の先輩女子のお宅へ遊びに行きました。

先輩女子、82才。

プールでは、バタフライ25mを完泳するほどお元気。

お宅で出していただいたごはんは、カフェかと思うほどおしゃれです。

 

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お子さんたちは独立して、ご主人とふたり暮らし。

ごはんをごいっしょしたご主人は紳士で話題豊富。

ふたりして学校の先生を定年まで勤められたそうです。

 

でも、ひとつだけ気になることが。

彼女が何か言いかけると、ご主人が

「待ちなさい。あなたはまたわけのわからんことを言う」

デザートのスプーンが出ていないと

「あなたは気が利かない」

 

こんなにやさしげなオジサンなのに、モラハラ

彼女は笑って、はいはいと受け流しています。

 

ふたりとも定年まで公立高校の先生で、共稼ぎ。

同じ職業で、収入も大きな違いはなかったでしょう。

わたしからすれば、ご主人に対してなんら遠慮する部分はないと思うのですが。

 

プール仲間なので年齢とか考えたことがなかったけれど、戦前生まれで大きくくくればうちの両親と同世代。

うちの父と母の関係も、まあ、こんなものでした。

家庭の戦略で、ほんとのパワーバランスは違うのかもしれません。

それでも家庭内では妻は夫を立てて、あたりまえ。

年齢がふたまわり違うとこういうものなのか、えーそーなの、と。

 

うちのトーチャンとの関係や、ムスメ夫婦の友だちみたいな関係を見てると、そっちのほうが気楽でいいと思います。

 

世の中、だんだん変わっているなあ。

少しずつだけど生きやすくなっているなあ。