定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

中腰で咳したらギックリ腰になってしまった

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風邪ひいたうえにギックリ腰になって、咳と熱と痛いのトリプルパンチ。

サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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季節の変わり目で、暑いほどだったり、雪が降ったり。

幼稚園でも咳や熱で休む子が増えてます。

わたしも先週からときどき咳が出て、でも元気で、幼稚園パートにも行き、プールにも行き。

このまましっかり食べて寝ていたら、治るだろうと思っていました。

 

ところが、冷蔵庫の食品取り出そうと中腰でかがんだときに、ゴホッと咳が出て、あっと思ったときには腰に来てました。

ギックリ腰になってしまった。

 

そこから、咳が出るたび腰にひびく。

咳するときはどこかにつかまって、腹筋に力をこめないといけない。

ギックリ腰的には安静にしたほうがいいのでしょうが、寝てると踏ん張れない。

夜、寝ていても咳出そうになると、布団から足を出して壁に踏ん張る。

腹筋が筋肉痛になるほど力入れてないと咳もできない。

じたばたもがいているうちに、37度~38度と熱が出て、気管支炎なのかぜろぜろいうようになってきます。

3日も寝込んでしまいました。

 

あのとき、ぎっくり腰にならなければなあ、回復してたはずなのになあ。

細い山の尾根をぎりぎりのバランスで渡り切って、元気ゴールに到着するイメージ?

たしかに若いころなら渡り切れたんでしょうが、免疫力も自然治癒力もすりきれてきているアラカン女子には、ちょっと無理があったようです。

 

お医者さんで薬をもらって、ようやく熱が下がり、気力体力が戻ってきた感じ。

仕事も休んでしまいましたが、明日からは行けるかな。

まだ本調子じゃないので、ほどほどにがんばろ。

 

 

確定申告で納税不要と言われてしまう

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確定申告5回目ですが、「申告・納税不要」と言われてしまいました。

サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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今年も確定申告をしました。

国税庁は「e-Tax国税電子申告納税システム)」を必死で推してますので、政府系のサイトの中では便利かつ使いやすいほう。

 

 

定年後に始めて、すでに5回目の確定申告。

手慣れたものと言いたいですが、1年たつとやり方を忘れて、去年の控えを見るところからスタート。

ところが、今年初めて、申請書作成画面の途中で「申告・納税不要」というアナウンスが出ました。

 

ん、ん、ん?

納税ゼロならわかりますが、申告書には「800円」という納税額が出ています。

ほんとに微々たる額ですが、税金払わなくてもいいのでしょうか?

 

小銭だけなら、もうええで。

チェックする手間賃のほうが高こつくわ。

貧乏人は帰って、帰って。

 

なんとなく国税庁から門前払いされたような気分(笑)

意気込んで、確定申告しようとしたのに。

 

たぶんですが、今年は持っている定年前の会社の株式が無配当だったので、年金とパート収入だけだったせいかもしれません。

よくわからない。

でも、今年やらないと忘れて来年できなくなる。

800円は自分の勉強代と思って、申告と納税まで完了させました。

 

国税庁さん、釣りはいらないぜ、取っといてや。

 

マイナンバーカードを使えば、ネットで申告書の提出までできます。

納税はサイトからネットバンキングへリンクされる仕組みです。

 

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父91才、介護認定の更新

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遠距離実家でひとり暮らしの父91才の介護認定の更新を忘れていました。

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91才の父、去年母が亡くなった後に介護認定を受けて、要支援2です。

 

介護認定の更新時期になったのを忘れてました。

まずい。

 

わたしが忘れていても、ケアマネさんがちゃんと把握していて申請書類を出してくれてました。

いつのまにか認定調査の日にちが決まり、ケアマネさんとヘルパーさんが立ち会ってくれる手はずになってます。

遠距離でのんきな家族の味方、介護保険

 

たぶん、お知らせが実家に来ていたはずです。

しょっちゅう電話してるんだから、言ってよ、お父さん。

 

最近は電話しても、自分の言いたいことばかり延々話し続ける。

身体のどこが痛い、ここが調子悪い、それなのに病院の先生が頼りにならない。

(先生も忙しいんや、年寄りの話しにつきあっとられんわ)

 

耳が遠くなったのか、短期メモリーが働かなくなったのか、自分のことばかりで会話が成立しない。

めんどくさいうえに、長い、長い。

超高齢者、あるある。

 

お父さん、とりあえず介護認定の更新調査だけ乗り切ってください。

ええカッコして「がんばって、やってます」とか言わんでね。

がんばれば自分でできる、と判断されて要支援が取れないと、ヘルパーさんが入ってくれないし、ケアマネさんとつながれなくなる。

ケアマネさんとヘルパーさんにも援護射撃をお願いしました。

 

くれぐれもええカッコせんように。

 

 

幼稚園パートとプールでいっぱいいっぱい

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定年後、幼稚園パートとプールでいっぱいいっぱい。すぐぐだぐだしてしまうのですが、これにはこれで意味がありそうです。

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60才までひたすら仕事人間だったわたしは、定年したら何にもすることなくなって、ぼけるんじゃないか、と心配しました。

定年してみると、ぜんぜんそんなことはありません。

 

幼稚園でパートタイム、1日5時間で、週4日。

ジムのプールで泳ぐ、週5日。

これだけで、もういっぱいいっぱい。

 

現役時代、平日は15時間以上働き、睡眠時間4~5時間で、週末は子どもの部活や家事、と大車輪で動いてました。

そのころと比べると、活動量は体感で5分の1以下。

それでも「あー、疲れた」と言っては、隙あらば休憩。

ぐだぐだ、だらだら、スマホを見たり、テレビを見たり、昼寝したり。

そんなに昼寝したら夜寝られないだろう、とトーチャンに呆れられます。

だいじょうぶ、夜は9時には眠くなります。

 

定年したばかりのころは、「スーパー朝活」と称して、9時に寝たら早朝3時4時に起き出し、資格の勉強したりブログを書いたりしていました。

いまは、朝5時や6時まで起きられない日がけっこうある。

 

何時間寝てるんや。

ちょっとぐだぐだしすぎやわ。

 

女友達にそう愚痴ったら、含蓄のある返事が返ってきました。

「あなたはいつもかっ飛ばしてるから、ぐだぐだも馴染んどかんといかん。晩年飛ばせなくなったときに落ち込まんためでもある」

 

現役時代のフルスピードから減速して、人生の晩年期にソフトランディングしていくための「ぐだぐだ」「ゆっくり」の時代。

なるほど、これはこれで楽しみかも。

 

 

弟が会社をやめるらしい

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弟が、定年後の再雇用で勤めていた会社をやめるみたいです。

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弟お嫁さんから「まだないしょなんですが」と、弟が会社をやめる、と聞きました。

弟、63才。

大手の自動車部品メーカーの技術部長でしたが、定年後、同じ会社で再雇用で働いています。

定年前に、関連会社に役員待遇でという話しもあったようですが、本人は現場の開発仕事が好きなので技術顧問という形で残りました。

 

弟お嫁さんいわく。

「65才までは残れるはずだし、残ってくれとも言われてるんです。年金だってあと2年はもらえないのに・・・」

 

わかります、弟お嫁さんの気持ち。

給料が6割に減ったとはいえ、もともと高給取りだった弟はそれなりの額をもらっているはず。

以前ほどハードワークではなくなり、弟お嫁さん両親や実家の父の心配もできる程度にゆとりもできました。

このまま、あと2年勤めたらいいじゃないの。

 

でも、弟の気持ちもわかります。

わたしが勤めていた会社でも、再雇用で同じ職場に残ると、1年目2年目は良くても、3年目には社員が陰口を言ってました。

「〇〇さん優秀だけど、いつまでも居座ったら下のものがやりにくい」

「現部長も気を遣うし、もうそろそろ勇退どきじゃないか」

本人にもその空気は伝わるのです。

 

弟、これまでよく働きました。

会社やめるなら、それもよし。

しばらく休んだら、好きな自動車整備のパートタイム仕事でもすればいいのです。

 

弟本人はまだ何も言いません。

大きな会社をやめて無職になる、パートタイマーになる。

オジサンには、女子以上に葛藤があるのだろうと思います。

こちらも弟が言うまで聞かずにおきます。

 

 

おひとりさま女子の終活の覚悟

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80代おひとりさま女子の終活マンションを見学させてもらいました。

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プールで、82才のおひとりさま女子と知り合いになりました。

半年くらい前からプールを始め、ほとんど泳げないところから泳法のクラスで練習中。

物静かなひとですが、もうひとり仲良しのプール仲間が彼女の元同僚だったとのことで、そのひとを介して話すようになりました。

 

街中のマンションにひとり暮らし。

ご主人は若いころに亡くなられ、子どもはいないそうです。

「頼るひともいないから、いざというときに迷惑をかけないよう終活しているの」

「一軒家を売って住み替えたの。マンションも終活用にリフォームしたわ」

 

わたしももっと高齢になったら、大きな家を維持していくのはたいへんなので、シンプルなマンションに住み替えたいと思っています。

そんな話しをしていたら、興味があるならと、元同僚とふたり、ご自宅へ招いてくれました。

 

マンションへ入ると、おひとりさま女子の終活の覚悟に圧倒されます。

 

LDKのまんなかにベッドを置いてあります。

すぐ横のトイレはリフォームして、スライドドアに。

お風呂は高齢になると入れないからシャワーだけにして、そのぶんトイレを広くしたそです。

 

キッチンもシンプル。

IHコンロはひと口、冷蔵庫はホテルのあるようなサイズで冷凍庫もなし。

街中だから、おいしいもの食べたいときは外のお店に行くと決めているそうです。

 

極めつけは、リビングの壁にクリアファイルに入れた書類がいっぱい貼ってあること。

見ると、遺言書・権利証・救急時の延命不要宣言など。

「いつばったり逝くかわからないから、そのとき慌てないように」

 

すごいわ。

80代とはいえ水泳始めるくらい元気なのに、ここまで準備しているとは。

頼るつもりはないと言ってもムスメが近くにいるわたしは、ここまでできないにちがいない。

 

遺言書に囲まれる中、お茶の師範だという彼女が立ててくれたお抹茶をいただきました。

 

 

幼稚園:大人のように怒る子ども

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幼稚園で、お友だちに大人のように怒る子どもを見ると切なくなります。

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幼稚園では事件が起きると、子どもたちが慌てて先生を呼びに来ます。

子どもの通報はけっこう適格で、駆けつけると誰かがケガしていたり、号泣していたりするので、最優先です。

 

「先生、また、Rちゃんが怒ってる!」

子どもが知らせに来たので走っていくと、年少クラスの女の子、Rちゃんがお友だちの女の子に向かって怒ってます。

「だめって言ったでしょ。どうしてわからないの。もう知らない。そんな子はうちのこじゃない」

Rちゃんの叱責は止まらず、怒られた女の子は泣いてます。

 

Rちゃん、よく怒る子どもです。

今回のきっかけは、Rちゃんが使いたいブランコを女の子が長いこと譲らなかったためのようです。

どっちもどっちのケンカですが、Rちゃん、怒ると大人のように相手を叱責します。

それも延々と大きな声で叱り続ける。

ときには手が出ることもある。

まわりの子どもがドン引きしてます。

 

「Rちゃんの言いたいことはわかったけど、そんな風に怒るとお友だちが悲しくなるよ。Rちゃんも怒られるといやでしょ」

「いやじゃない。もう知らない。出ていく」

 

どうしてわからないの、もう知らない、出ていく、うちの子じゃない。

次々と出てくる言葉が大人です。

きっと、おうちでそういう言葉で怒られてるんだろうなあ、と切なくなります。

 

子どもは親のかがみですが、親ごさんだってストレスや生きづらさを抱えているのかもしれない。

 

おばちゃんパート先生にできることは少ないけど、幼稚園にいるときは「Rちゃん大好き」と言い続けてあげよう。

そんなふうに思いました。