弟が、定年後の再雇用で勤めていた会社をやめるみたいです。
サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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弟お嫁さんから「まだないしょなんですが」と、弟が会社をやめる、と聞きました。
弟、63才。
大手の自動車部品メーカーの技術部長でしたが、定年後、同じ会社で再雇用で働いています。
定年前に、関連会社に役員待遇でという話しもあったようですが、本人は現場の開発仕事が好きなので技術顧問という形で残りました。
弟お嫁さんいわく。
「65才までは残れるはずだし、残ってくれとも言われてるんです。年金だってあと2年はもらえないのに・・・」
わかります、弟お嫁さんの気持ち。
給料が6割に減ったとはいえ、もともと高給取りだった弟はそれなりの額をもらっているはず。
以前ほどハードワークではなくなり、弟お嫁さん両親や実家の父の心配もできる程度にゆとりもできました。
このまま、あと2年勤めたらいいじゃないの。
でも、弟の気持ちもわかります。
わたしが勤めていた会社でも、再雇用で同じ職場に残ると、1年目2年目は良くても、3年目には社員が陰口を言ってました。
「〇〇さん優秀だけど、いつまでも居座ったら下のものがやりにくい」
「現部長も気を遣うし、もうそろそろ勇退どきじゃないか」
本人にもその空気は伝わるのです。
弟、これまでよく働きました。
会社やめるなら、それもよし。
しばらく休んだら、好きな自動車整備のパートタイム仕事でもすればいいのです。
弟本人はまだ何も言いません。
大きな会社をやめて無職になる、パートタイマーになる。
オジサンには、女子以上に葛藤があるのだろうと思います。
こちらも弟が言うまで聞かずにおきます。