アラカン女子メカジキ、書類の職業欄に主婦と書くのにまだ慣れません
心理学者エリクソンによると、老年期はアイデンティの再編期らしいです
会社勤めを断捨離して、めんどくさいことを手放して、のんびりぼーっと暮らすはずでした
現実はちょっとちがいました
定年後は楽しく暮らしているけれど、のんびりはしていない
というよりのんびりに向いていない性質みたいです
会社時代のテーマに今も絡んでボランティアをしています
カブトガニプロジェクトのその後 - 定年女子のノンビリ断捨離生活
子育て支援や保育の勉強を始めました
働くお母さんのお役に立ちたい - 定年女子のノンビリ断捨離生活
パートタイムで働くかもしれません
なーんか、何者でもない状態がいやなのかなあ
主婦、と言い切るには家のことがっつりしていないし
いまみんなが自分探しをしているのも、エリクソン先生がアイデンティティ理論を提唱されたからです
その先生いわく、老年期はアイデンティティの再編期だそうです
定年までは意識しなくても社会や組織がアイデンティティを与えてくれた
〇〇会社の誰それ、会社員をしている誰それ、△△を専門にしている誰それ
でも定年後は自分で自分が何者であるのかを決めないといけない
だから再編期です
下の図はWikipediaのエリクソンのページから借りてきました
先生は1902年生まれ、老年期の人生がこれほど長くない時代の方です
だから「わたしはわたしでいてよかったか?」と過去の自分を再編するかたちで書いておられるのでしょうか
人生100年時代のセカンドステージに入ったと考えたほうがよいわれわれ世代は、第二の思春期で「わたしは誰か?わたしは誰でいられるのか?」の悩んでいると考えたほうがしっくりするかもしれません