幼稚園で「夏休みにテレビはたくさん見ません」と注意したら、、、
サラリーマンを定年後、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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パート先の幼稚園、夏休みに入ります。
主任の先生が、子どもたちを集めて夏休みの諸注意を伝えました。
朝は早起きして家族みんなに挨拶をする、元気に外遊びをする、寝る前に洋服を枕もとに畳んでおく、など。
こっそり(サザエさんちか、、)と思いながら聞いてました。
「テレビはたくさん見ません。テレビからは強い光が出ていて、小さい子どもの目や脳にはよくありません」
すると子どもから声があがりました。
「パソコンも!」
「そうだね、パソコンもだね、教えてくれてありがとう」
先生がほめたせいか、次々と別の子たちからも声があがります。
「スマホも!」
「タブレットも!」
「ゲームも!」
「ユーチューブも!」
「ネトフリも!」
60代の主任先生、目を白黒。
自然派の教育方針で、日ごろから小さい子にデジタル機器を使わせるな、実体験が大切と言ってるうちの幼稚園。
でも、どう見ても、子どもたちはすでにいろんなデジタルメディアを使いこなしているようです。
幼稚園に来ているときは泥だらけ汗まみれで遊んでいても、家に帰るとシャワーを浴びて、エアコンの効いた部屋でネット動画も見るのでしょう。
そういう時代を生きていく子どもたちですから、デジタル抜きで育つことも不自然です。
ほどほどに。
子どもたちがいろんな実体験をして、良い夏休みをすごせますよう。
事故やケガがありませんよう。
わたしもプールとエアコン三昧の夏休みに入ります(笑)