定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

母の大無念

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実家の母が緊急入院時に着ていたズボンの話しです。

サラリーマン定年後に幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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実家の母が入院しましたが、ちょっとだけ持ち直しました。

 

看護師さんから、入院時に着ていた服を洗濯してねと渡されました。

見ると、ズボンのひざに大きなつぎ当てが。

 

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母、おしゃれな人で、大量に洋服を持ってます。

ズボンもいっぱいあるのに、わざわざつぎ当てを当ててくたびれたズボンをはいてました。

だとしてもお医者さんまでは父の運転で行ったのですから、ふだんの母なら絶対よそ行きにはきかえたはずです。

それもできないほどしんどかったのかとしんみり。

同時に、母はきっと「失敗した!こんなことなら普段着にええズボンはいとけばよかった」と思ってるはずとちょっと笑えてきます。

 

母、大無念。

この無念を晴らすには、元気になって退院して、今度はいちばん良い洋服着て病院に行くしかない。

元気になってよ、お母さん。