実家の母が緊急入院時に着ていたズボンの話しです。
サラリーマン定年後に幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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実家の母が入院しましたが、ちょっとだけ持ち直しました。
看護師さんから、入院時に着ていた服を洗濯してねと渡されました。
見ると、ズボンのひざに大きなつぎ当てが。
母、おしゃれな人で、大量に洋服を持ってます。
ズボンもいっぱいあるのに、わざわざつぎ当てを当ててくたびれたズボンをはいてました。
だとしてもお医者さんまでは父の運転で行ったのですから、ふだんの母なら絶対よそ行きにはきかえたはずです。
それもできないほどしんどかったのかとしんみり。
同時に、母はきっと「失敗した!こんなことなら普段着にええズボンはいとけばよかった」と思ってるはずとちょっと笑えてきます。
母、大無念。
この無念を晴らすには、元気になって退院して、今度はいちばん良い洋服着て病院に行くしかない。
元気になってよ、お母さん。