定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

母、一時退院をすすめられる

 

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入院中の母を、一時退院という形で自宅へ連れて帰るか悩み中です。

サラリーマンを定年して、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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入院中の実家の母、あまり具合がよくありません。

主治医の先生からお話しがありました。

「お母さん、家に帰りたいと言っておられました。調子のよいときを狙って、二泊三日で自宅に帰りますか。たぶんラストチャンスです」

「外泊ですか?」

「いえ、一時退院です。再入院を予約しておきます」

 

母、マスク式の人工呼吸器を常時つけていて、意識があったりなかったり、という寝たきり状態。

自宅に連れて帰って、家族で看られるのでしょうか?

とはいえ、病院では面会もままならないので、すこしでも顔を見て話しをしたいという気持ちもあります。

 

90才の父は「急に具合が悪くなったらどうする?」と大反対。

自分のひとり暮らしだけで手いっぱいなのでしょう。

わたしが仕事を休んでつきっきりになれば、1週間くらいならなんとかなりそうですが、覚悟が決まりません。

 

ネットで「一時退院」を調べていたら、忙しい主治医が言葉を選んで長々と説明された理由が腑に落ちました。

入院している病院は、急性期病院で長期に入院できる病院ではありません。

14日・30日をさかいに診療報酬ががんと下がるし、平均入院日数の基準を上回ると病院全体の診療報酬が下がる仕組みだそうです。

母、入院してちょうど1か月。

2日でも退院して再入院すれば、引き続き面倒見てあげられる、と主治医が言ってくれているようです。

 

ここで無理と断れば、たぶん緩和ケアの病院か施設へ転院をすることになるのでしょう。

どっちが母や父のためになるのか?

自分に母のおむつを替える覚悟はあるのか?

悩ましい日々です。