母が入院して、ひとり暮らしになった父90才の意外な生活能力です。
サラリーマン定年後に幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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実家の母が入院しました。
入院している母のことは心配ですが、とにもかくにも病院でお世話されています。
90才の父、ひとりで暮らせるのか?
ふだんから、なにもかも母任せ。
食卓で「ソース」と言えば、母が冷蔵庫から出してきて「こんくらい?」と言いながらかけてくれる生活です。
「お父さん、だいじょうぶ?ごはん食べられる?」
「来んでもええぞ。お母さんが冷蔵庫にいっぱい詰め込んでるから」
父がだいじょうぶと言うので、母の検査結果が出て主治医との面談日が決まってから実家に行くことにしました。
弟のお嫁さんが心配してくれます。
「お父さん90才で、今からひとり暮らしなんかできませんよ。手伝いに行きますよ?」
弟夫婦も他県に住んでいて、うちよりは近いですが実家から150キロ。
弟お嫁さんは自分の両親の介護に通っています。
「1~2週間はなんとかがんばると思うから、しばらくして困ったころに行ってやって」
「そんな、かわいそうな」
実家の家族関係は昔からわりとドライで、自分ことは自分で、という感じ。
わかいそうと言われたけど、どんなもんやろ?
父の様子を電話で聞くと、意外にがんばっています。
買い置きの食品でごはん食べた。
洗濯機まわした。
ルンバ動かした。
燃えるゴミの日には、冷蔵庫の中の賞味期限の過ぎているものを捨てた。
初めてひとりでスーパーで買い物をした。
初めてひとりで100均に行って、バターをスティック状に塗る便利な道具を買った。
あんなに何にもしないと思っていた父90才、けっこうマメな人でした(笑)