パートタイムでも、昭和のサラリーマン習性が抜けないメカジキです。
サラリーマン定年後に幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます
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現役時代は、典型的な昭和のモーレツサラリーマンでした。
調子悪かろうが、休まない、遅れない、残業いとわない、休日出勤当たり前。
子どもができてからは、自分の風邪ごときで有休使ってる場合じゃない。
定年後に幼稚園でパートタイムを始めるときは、あらかじめ断りを入れました。
両親が高齢で離れて住んでいるので、何かのときにはお休みさせてもらいます。
いいですよ、来られるときだけ来てくれれば、というお話しでした。
でも実際に働き出すと、自分の病気であれ、両親の介護であれ、休むのは申し訳なくて仕方ない。
遠くの実家に帰るなら1週間とか10日まとめて休みを取ったほうが自分的には楽ちんですが、言い出せません。
同僚の先生に迷惑をかけるというのはもちろんですが、それ以上に昭和のサラリーマンの染みついた習性が抜けません。
自分の都合で休まない。
遅くとも10分前には出社できるよう、車通勤のアクシデントを見越して駐車場には30分前に着いていたい。
就業時間が過ぎても、やりかけの仕事があればキリの良いところまでは片付けて帰りたい。
仕事にはストイックでありたい。
そう言ったら、フルタイムパートで働く女友だちが鼻で笑います。
安いお給料でパートで働いているのは、何かあったらプライベート優先させるためでしょ?
幼稚園がコロナで休園したとき、パートには何の補償もなかったでしょ?
園児数が伸びないとき、前ぶれなく1ヶ月の自宅待機で無給だったでしょ?
渋滞で5分遅れたら、5分分時給から引かれたでしょ?
雇う側だって便利に使ってるんだから、お互いさんよ、正社員じゃないんだから割り切っていい。
そういうもんか?
そういうもんなんだろう、とちょっと肩の力を抜きます(笑)