プールのレッスンに出るようになったら、おしゃべりする機会が増えました
定年退職してスポーツクラブの会員になりました
もともと泳ぐことが好き、というか水に入ること自体が好きなので、毎日のようにプールに通っています
ひとりで行って、マイペースで泳いで、さっと帰ってくる
これはこれで楽しいのですが、退職して3~4か月たったころ、今日も家族以外の誰とも話しをしてないぞと思うようになりました
古い友人とLINEしたりはしているのですが、声を出して会話していない
そのうち声帯が退化して声が出なくなるんじゃないか、と心配になります
それならプールでよく会う人に話しかければいいのですが、小心者なので自分から知らない人に話しかけられません
泳法レッスンのクラスに参加する手もあるのですが、すでにグループができているようでハードルが高い
わいわいおしゃべりしている先輩女子を遠目に見ながら、ひとりで泳いでいました
ところが、フィンスイミングにはまりました
フィン(足びれ)をつけて泳ぐレッスンがあって、昔ちょっとダイビングをしたことのあるメカジキはやってみたくなります
勇気を出してレッスンに参加したら、これがチョー気持ち良い
フィンの推進力で実力以上のスピードで泳げるので爽快です
フィンスイムではクロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライと4泳法泳がないといけないので、それぞれの泳法クラスにも出席するようにしました
そうすると、クラス仲間とおしゃべりするようになりました
平日昼間ですから、アラカン世代、あるいは70代のオジサンオバサンが多いです
長年泳いでいる先輩はやっぱり上手い
メカジキがバタフライで苦労しているのを見て、顔を無理に上げすぎ、腕が曲がっているとかっこよく見えない、などとアドバイスしてくれます
練習の合間に、お風呂に入りながら、いろいろ話しをするようになりました
しばらくコロナ騒ぎでプールも自粛していたのですが、県内の新規感染者0の日が続き、ようやく再開しました
もともと消毒液の中で泳いでいるようなものですが、クラスの参加人数を絞ったり、距離を取るなどの感染対策をしています
コロナの不安がなくなったら、もっとわいわいしゃべって声帯を鍛えたいです
(バタフライの練習よりそっちか 笑)