コロナ騒ぎで直前に保育士試験が中止になりました
せっかく勉強していたので、保育士資格と試験勉強のことを書いておこうと思います
コロナで、保育士試験なくなる - 定年女子のノンビリ断捨離生活
保育士さんの資格は、2005年から国家資格(名称独占資格)になっています
名称独占資格とは資格がある人しか保育士とは名乗れないけれど、資格がなくても保育の仕事はできるという意味です
認可保育園では子どもの人数に対して配置すべき保育士の数が決められています
決められた保育士の数だけでは実際はまわらないので、無資格のひとをそれに上乗せする形でサポート(保育補助)として雇うようです
保育士の勤務形態はさまざまで、公立(公務員)と私立、正社員と非正規(派遣、パート)、有資格者と無資格者、長時間働く人とごく短時間の人がいます
親から見ればみんな「先生」ですが、実はいろんな立場の人がおられるわけです
ハローワークの窓口でも言われました
保育士の資格があれば保育園以外でも求人はたくさんありますよ、パートタイムでよければ70才まで働けますよ
2年間の職業訓練が無料で受けられますから資格を取りませんか?
いまさらがっつり働くつもりも、2年も学校に行くつもりもなかったので、このときはおことわりしました
保育士の資格は試験だけでも取ることができます
9科目の筆記試験(2日間)、それに合格したら2科目の実技試験(1日)
年に2回、4月と10月に実施されます
筆記試験はマークシート方式で、9科目すべてを60点以上取る必要があります
ここ数年の合格率は20%程度ですが、合格科目は3年間持ちこせます
科目は
・保育の心理学
・保育原理
・子ども家庭福祉
・社会福祉
・教育原理
・社会的養護
・子どもの保健
・子どもの食と栄養
・保育実習理論
実技試験は以下の3分野より2分野選択
・音楽(ピアノと歌)
・造形(お絵描き)
・言語(おはなし)
わりと勉強好きなタイプなので、ぜんぜん知らなかった分野を学ぶのはおもしろいのですが、アラカンで記憶力が落ちています
高校生のときのような丸暗記はできないので、意味のわからない部分はネットで調べて納得してから覚えるようにしています
保育士は児童養護施設や障害児施設でも働けるので、その分野が科目に入っています
特に児童福祉と法律がらみの分野はややこしくて、なんでこんなに似たような福祉関係の施設や資格がたくさんあるねん? と関連する本を読んだりしました
おぼろげに児童福祉の世界の仕組みが見えてきたところです
さあ、10月の次回試験までこのモチベーションが保てるでしょうか? 笑