定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

大事にされない感覚

 

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定年退職して、素敵な主婦にまい進中?のアラカン女子メカジキです

電車の中で、切れるオジサンを見ました

 

電車の中で70くらいのオジサンが大きな声で車掌さんに怒っていました

ちょっと離れていたので何で怒っていたのかよくわからないのですが、チケットを見せながら説明がちがうと詰め寄っていたようです

どちらが悪いのかはわかりませんが、大きな声でどなり続けるオジサンに嫌な気分になりました

 

ひるがえって自分、こないだスポーツクラブでちょっとイラっときました

若いインストラクタのお姉さんが体脂肪率を測ってくれた後で、表の読み方を説明すると言って「体重-体脂肪の重さ=筋肉量」というような説明をしました

根が理屈ぽいので、思わず、それは違うんじゃないですか?骨や内臓もあるし、と突っ込みました

何度かのやり取りの後、お姉さん、あきらかにめんどくせーなこいつという顔をし、そこは重要なポイントじゃないので、と言ってその後の説明がぞんざいになりました

 

ラカン女子、イラっときます

正しいことを指摘しているのになんだその態度は?

こっちはお客だぞ、貴重なご意見ありがとうございます、と接客に生かすべきだろ

 

うーん、、、とここで、切れるオジサンといっしょだと気づきます

自分が管理職で若いひとが部下なら、了解しました、と上司の言うことをそれなりに聞いてくれるでしょう

これでどうでしょう?と意見を求められ、もっと大事にされている感覚があるはずです

ところが、いまはお姉さんがインストラクターつまり先生で、メカジキは指導すべき生徒たちのひとりにすぎません

たしかに重要でないことに時間を取っていられない、次のお客さんの予約が入っているからそそくさと説明を切り上げたのです

 

切れるオジサンも頭では分かってはいるのだけれど、会社を離れたら自分が大事にされないひとになったというのが認められないのでしょう

だからあんなに怒るんだろうな、とすこしオジサンの気持ちがわかりました

 

処世術としては、些細なことにはこだわらず、いつもニコニこして愛されるおばちゃんになるほうがお得です

お姉さんには、ニコニコありがとうと言っておきました

 

たしかにそうだけど、思ったままに嫌みのひとつも言う意地悪ばあさんになるほうが爽快かも 笑