退職した後ですが、会社の同期入社メンバーが定年お祝い会をしてくれました
ふたりともアラカンですが、楽しそうに第二の仕事人生をスタートしていました
同期入社といっても、ひとりの男性は去年定年退職し、もうひとりの女子は20年も前に会社をやめています
彼は定年退職後、奥さんの実家のほうに家を建てて引っ越しました
会社にいたころは仕事大好き人間でしたので、現役時代と同じような仕事をしているものと思っていました
ところが今は造園業、植木屋さんで修行中とのことです
どうして造園業なの?と質問しました
彼いわく、現役時代と同じ仕事をフリーランスでしようと思ったが、それだけでは食べていけないので発想を変えて新しい職種にチャレンジした
おもしろいよ、植物相手の仕事は、花や木の名前を覚えるためにカードを作った、家の庭でも家庭菜園を始めた
日焼けして精悍になった彼はとても楽しそうです
もうひとつ、どうしてあんなに仕事が好きだったのに定年延長しなかったの?と質問しました
ふさわしくない、と感じたそうです
次の世代に場所をあけるべきで、自分がこのまま居続けることはふさわしくない
何かわかるような気がします
潔く会社を去って昔の仕事にこだわらず新しいことをやっているのが彼らしいです
彼女のほうは、18年会社勤めをしたあと、ご主人が海外勤務になり会社をやめてついていきました
そのあとは専業主婦で子育てをしながら趣味のキルトを教え、いつ会ってもおしゃれです
ご主人の仕事も順調で、数年前に役員になったと聞きました
メカジキがずっと憧れてきたステキな主婦です
そのアラカン主婦の彼女が、わたし就職しようと思うの、と言います
どうして?今さら?と質問しました
ご主人に癌が見つかり幸い治療はうまくいったので心配ないのですが、役員は任期終了となったそうです
攻守交替で、こんどは彼女が働くつもりです
ハローワークで、ブランクのあった女性向けの職業セミナーに出るところからスタートと笑っていました
しっかり腹をくくった彼女もステキです
ふたりともバイタリティにあふれています
ここでメカジキもがんばる!となるべきなんでしょうが、メカジキはちょっとお休みです 笑
お休みした側からで申し訳ないのですが、アラカンふたりの第二の仕事人生がハッピーでありますよう心から祈っています
もらったおしゃれな花束も載せておきます