話題になったハンス・ロスリングさんの本「FACTFULNESS ファクトフルネス」を読みました
質問1 現在、低所得国に暮らす女子の何割が初等教育を修了するでしょう?
A 20%
B 40%
C 60%
こんな13の質問で始まるこの本は、常識だと思っていたことが実は違っていたことを統計的な事実をもとに説いていきます
この質問1、メカジキはAの20%だと思いました
貧乏な国の女の子は学校に行けずに、水汲みや畑仕事をしているイメージがありました
正解はCの60%、低所得国でも6割の女子は初等教育を修了しています
13の質問に対するメカジキの回答は間違いだらけでした
ロスリングさんがいろいろな知識層に質問しても正答率は3割もありません
みんな世の中、特に低所得国は悪い状態にあり、それがますます悪い方向に行っていると答えるそうです
実は、世の中は少しづつ良い方向に来ている、低所得国とひとくくりに思っていた国々が所得を伸ばして中所得国になっているのです
自分の常識がくつがえる小気味の良さがある本です
すでに読まれた方も多いと思いますが、お薦めの一冊です