公的年金だけでは老後は暮らしていけない！？と初めて聞いたように騒ぎが続いています
日本人みんな、そんなことわかっていましたよね？
金融庁の審議会が、老後の生活には公的年金だけでは2000万円足りないとレポートしたことでマスコミが大騒ぎしています
麻生太郎さんがレポートを受け取らないと言ったり、受け取らない以上なかったものだと言い張るひとがいて話しをおもしろくするものだから、予想以上に騒ぎが続いています
金融庁のホームページからレポートをダウンロードして読んでみましたが、2000万足りないのくだりは長いレポートのほんの数行です
ここぞという文言のみを取り上げて、刺激的な見出しをつけるとニュースになるのかと、マスコミの手法に感心しています
でも実のところ、日本人みんな、年金だけでは老後は暮らしていけないだろうとわかっていましたよね？
だから庶民はコツコツ貯金しています
さんざん老後破産や下流老人の特集を組んだマスコミだって、そう思っていたはずです
2000万円という具体的な金額が出たことが驚きだったのでしょうか？
メカジキははっきりと金額が出た方が疑心暗鬼にならずに良いと思いました
メカジキの以前の記事で、老後に必要な資金の額を情報収集すると、ミニマム2000万〜6000万くらいという答えが多かったと紹介しました
中には1億円あっても足りないという答えもありました
いくらあっても足りないなら、好きなこともせずに一生働き続けないといけません
公的年金はそれなりに頼りになります
あとはこれだけ貯めたらOKという目安が出たほうが気持ちに余裕が持てると思うのですが？
もちろん病気や諸々の事情で日々の生活でいっぱいいっぱいというひともいるでしょう
自分がそうならないとも限りません
それはセーフティネットである生活保護を充実させる、生活保護以下の収入にしかならない最低賃金を引き上げるなどで対応できないのでしょうか？
モヤっと考えているメカジキです
#画像は朝日新聞デジタルから
