国保の医療費限度額認定を申請しました。
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まだ乳がんかどうか確定しないうちから、入院・手術の日程が決まり、入院のオリエンを受けました。
オリエンの中で、医療費の限度額認定を受けたほうがいい、とアドバイスされました。
健康保険で自己負担額は原則3割ですが、入院や手術で高額な医療費がかかったときはひと月当たりの支払いの上限を設けて負担を抑えてくれます。
高額療養費制度といいます。
支払った後で払い戻しもできるのですが、あらかじめ限度額認定を受けておけば上限額に達したところで、それ以上払わなくてよくなります。
定年後、メカジキは満期になった民間の医療保険(がん特約付き)をやめました。
ある程度の貯蓄があれば、高額療養費制度があるから民間の医療保険は不要だ、というフィナンシャルプランナーの記事を見たからです。
高度医療は自腹になりますが、年齢的にそこまですごい医療をしてもらわんでいいわと思ったのです。
その時点では、また乳がんになるとは思ってもいませんでしたし(笑)
がんは生検の結果待ちですが、市役所に医療費限度額の申請に行ってきました。
国保の場合、前年度の収入によって限度額はこんなものです ↓↓↓↓
幸か不幸か、昨年は微々たる収入でした。
定年後にもらっていた失業保険は収入に含まれないし、コロナでバイト先が休園してあんまり働けず、年金も12月に1回もらっただけ。
区分が「エ」で、ひと月あたりの限度額、57,600円です。
入院と外来は別に計算らしいので、ふたつ合わせても88,800円(たぶん)。
こないだの病院の説明では、乳がんと診断されれば、ほぼほぼ保険適用で治療できます。
やろうと思えばですが、88,800円で、遺伝子検査も、リスク低減のための乳房・卵管卵巣の切除も、乳房の再建もできるのです。
1か月では無理だとしても、2~3か月で18~27万程度。
なんのコネもない庶民のおばちゃんがさくっと入院できて、けっこう先進の医療がこの金額で受けられる。
考えてみたら、日本の公的な健康保険制度、すごいです。
この先どんな治療をするか次第ですが、民間の医療保険、断捨離して正解だったかもしれません。