幼稚園で働くようになって、子どもには子どもの事情があるとわかったアラカン女子メカジキです
幼稚園で働き始めたころの話しです
年中さん(4才)のお弁当の時間に、女の子〇ちゃんが他の子のフォークケースを開けたり閉めたりして手ばなしません
それは〇ちゃんのじゃなくてお友だちのだから返そうね、と繰り返し言っても聞きません
なんで言うこと聞かないんだろう?
なめられとるんやろか?
やめなさい、と無理やり取り上げました
ワーーーッ、とこちらがたじろぐほどの勢いで〇ちゃんが泣きました
メカジキは内心、子ども泣かせてマズイ、、けど仕方ないでしょ、大人の言うこと聞きなさい、と思っていました
そばにいたベテランの先生がそっと教えてくれました
〇ちゃんのお母さんはキャラクターものが好きじゃなくて買ってもらえないから、プリキュアケースに憧れているのよ
ああ、そうか、子どもには子どもの事情があるのか、、、
〇ちゃんの事情も知らず、かわいそうなことをした
それ以来、言うことを聞かない子、いたずらをする子がいても、その子なりの思いや事情があるんだろうと、まず考えるようにしています
自分のムスメらが小さいときは、子どもは大人に従うべきものという子育て観でした
そのうえとにかく時間に追われて、ムスメらの事情まで思いやる余裕がありませんでした
いつも、それしたらアカン、これして、あれして、早くして、と怒っていたような気がします
ムスメら、ごめんよ
君らの事情につきあえなくて
母はいま子育てリベンジ中です 笑