実家の父は86才、下町の町工場の社長です
細々とでも仕事が途切れず今まで続けてこられましたが、さすがに高齢です
取引先に迷惑をかけないうちに廃業することになりました
Googleのストリートビューで検索すると、びっくりするくらいぼろぼろの工場が出てきました
社長と従業員3人の零細町工場です
社員さんも70代ふたり、いちばん若いひとが60代後半
仕事が来て、ぽっちりとでも儲けがでる限りは会社を続けたい
社員も高齢で、小遣い程度の給料でもいいから働きたいと言ってる
日本の高齢化社会を象徴するような会社です
ボケ防止に身体が動くあいだは働けばいいと思っていましたが、仕事にミスが目立つようになりました
父自身も身体にガタが来ており、いつどうなるかわかりません
引き受けた仕事を途中で投げ出せば取引先に迷惑をかけます
計画的に仕事を減らして、今月いっぱいで廃業することになりました
大がかりな片付けが必要かと思いましたが、売れる機械は売って、あとはそのまま解体込みで売りに出すことができるようです
ほんとに売れるかどうかわかりませんが 笑
母の入院前から決めていたことですが、結果的にちょうど頃合いだったのでしょう
父が元気なうちに、自分で会社を断捨離してくれて良かったと思います
父もようやく定年退職です