定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

会社は好きなことをやるためのフレームワーク

 

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5月に転職してきたばかりの30代外国人メンバーとごはんを食べました

「メカジキさん、この会社に何年いますか?」

「38年」

「38年!!! どうしてですか?」

「どうして? この会社が好きだったからよ」

 

会社ではネガティブなことを言わないことにしているので、メカジキが基本的に臆病もの・人見知り・ものぐさというのは内緒にしておきます 笑

ポジティブな答えを言うと、会社はメカジキにとって良い会社だったから、となります

 

もちろん良いときも悪いときもあったし、均等法以前の世代ですから恨みつらみがぜんぜんないわけではないです

男だったらもっと偉くなっていたはずという思いもあります

 

でも、会社はメカジキに好きなことをさせてくれました

誤解のないように言っておくと、会社が「メカジキくん、好きなことをやってください」と言ったわけではありません

幸いにと言うか、男性社員ほどキャリアコースが明確ではなかったので「そんなことをやっても評価されないよ」と忠告してくれるマネージャーはいても、「そんなことするな」と止められた覚えがありません

 

自分のやりたいという興味のままにプロジェクトを作りメンバーや予算を集めて仕事をしてきました

大きい会社の良いところは社内の資源が豊富で、世間的に知名度が高いところです

おかげで初対面の技術者が知恵や高価な機材を貸してくれたり、ヒラ女子のプロジェクトに意外な予算をつけてもらったり、会社の看板しょって有名な社外の先生に会いに行ったりできました

仕事だけでなく興味ある分野の研究も、業務がらみのテーマにすることで、ずいぶん会社のひとやモノに助けられました

 

メカジキの仕事上のモットーは、会社は自分が好きなことをやるためのフレームワーク、というものです

やりたいことのために会社というフレームワークを使いたおして、提供した労働分の元を取ったぞー、という感じでしょうか

だから38年も働いてこれたんですね