ひとり暮らしの父92才のために、勝手口に手すりをつけます。
サラリーマンを定年し幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、幼稚園パートやリフォーム、遠距離介護のことなどあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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今回、遠距離実家へ帰省した目的のひとつが「勝手口に手すりをつける」です。
玄関には、前に母の介護保険で手すりをつけました。
ところが、父の普段の出入りはリビングの掃き出し窓から中庭に降りて、勝手口から盆栽のある外庭に出ます。
中庭に降りるところが段差が大きいし、つかまっている掃き出し窓も固定されてないので危ない。
父が買ってきたステップも、滑りそうなマットも不安定。
以前、弟お嫁さんにも指摘されましたが、転んで骨折したら寝たきり決定です。
ケアマネさんやわたしは、介護保険でこういうあがりかまち用ステップを買うかレンタルすればいいと思っていました(画像お借りしました)。
でも父はこの手の福祉用品が大嫌いで「かっこわるい、家の価値が下がる」と受け入れません。
それなら、見た目の良い木製の階段と手すりを造作してもらおう。
なんとか父を説得してリフォーム業者さんを呼びましたが、そこから父がああでもない、こうでもないと注文を出します。
「手すりはかっこいい黒に」
「段差は15㎝以内に」
「階段の形は扇型にしたい」
なんやねん、扇型?結婚式場か?
父、困ったことに建築モノが大好きな普請道楽です。
ケンカしました。
「ええかげんにして。前のリフォームでお母さんの貯金を使い果たしたやんか」
「、、うーん」
「これでお父さんの貯金がなくなったら、金の切れ目が縁の切れ目やで」
お金のことを言われると弱い父、さすがに扇型階段はやめました。
業者さんと打ち合わせること、6回。
今回は大工さんが来て、最終の現場確認です。
そこにわたしも立ち会いました。
施工日当日はわたしいないけど、打ち合わせ忘れてへんな注文出さないように祈るばかりです。