手すり工事当日、父がまた変更を言いだし、わたしは怒り沸点です。
サラリーマンを定年し幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、幼稚園パートやリフォーム、遠距離介護のことなどあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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ひとり暮らしの父(92才)のため、勝手口に手すりと階段をつけることにしました。
普請道楽の父をなんとかなだめて「シンプルかつ安全なもの」と、大工さんとの最終確認も終えました。
ところが施工日の朝、わたしが職場に入る直前にリフォーム業者さんから電話がかかってきます。
「お父さんが、階段の幅を途中から狭くしたい、大工が組み上げて持参した階段を切ってくれ、とおっしゃってますがどうしましょうか?」
「ええっ!?確認したのに申し訳ないです。電話します」
怒りがふつふつと。
父に電話すると、こないだ確認したことを覚えていないのか、実際見ていろいろ思ったのかわかりませんが「中庭が狭くなるから幅を切りたい」の一点張り。
「自分が描いた図面を渡して、その通りにできてるでしょう」
「あれはメモで渡すつもりはなかったのに、おまえが勝手に渡したんや」
「何言ってる!!さんざん相談したうえで渡したんでしょうが」
怒り沸騰です。
でも、自分の仕事が始まるのでケンカしてる暇もありません。
ケアマネさんの「本人が納得することが一番です」との言葉を思い出して、深呼吸。
「階段の幅は安全面から決めたからこのままつけるのが良いと思う。それでも気になるというなら、大工さんと相談してお父さん納得できるようにして」
業者さんにも電話して、迷惑かけることを詫びたうえで、最終的には父の納得できるようにしてやってとお願いしました。
完成した手すりと階段がこれです。
大工さんが良い方で、父のめんどくさい変更にもいろいろ応じてくださったようです。
感謝、感謝です。
風呂場にも手すりをつけてもらい、両方あわせて32万円ほど。
介護保険から主に手すりの費用として、18万が戻ります。
介護保険にも感謝です。