歳を取ったら、ちょっとゆるめのお医者さんのほうがつきあいやすいです。
サラリーマンを定年し幼稚園の先生に転身した60代女子メカジキです。定年後の暮らしや、遠距離介護のことなど書いてます(自己紹介→★)
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ここんとこ、目がかすみます。
65才、そろそろ白内障が出てもおかしくありません。
トーチャンが近所の眼科は「良い先生だ」と言うので、診てもらいに行きました。
70前後と思われるオジサン先生、確かに「良い先生」でした。
まず、ゆるい。
ゆるいは失礼ですが、いたずらに不安をあおらない。
「ああ、ちょっと白内障出てますが、年齢からしたらぜんぜん良いほう」
「まだまだだいじょうぶ、目薬さして様子見ましょう」
そして、診察の間隔が長い。
たくさん目薬くれて次回は2か月後、とあんまり商売っ気がない。
「目薬なくなったころにまた来てね、だいたいでいいよ」
看護師さんたちは、しっかりしていて丁寧。
検眼の技術も確かで、見えすぎを求めない。
「もうちょっと見えたらいいなくらいのほうが疲れません」
そう、歳を取ったらこのくらいのゆるさでいいんです。
この先生についていこう、と思ってしまいました。
なぜそう思ったかというと、かかっていた皮膚科の女医さんが完璧主義者(?)で対照的だったからです。
ネコノミにさされた脚の発疹が治らず、1年以上通いました。
「原因不明、重症なほうです」
「お風呂はダメ、お酒ダメ、プールダメ」
「まだ治りきっていません、来週また来てください」
もちろん病気によってケースバイケースですし、わたしと皮膚科の先生の相性がわるかっただけかもしれません。
でも、あんまりキリキリされると通うのがしんどい(正直、二度とかかりたくない)。
どうせ歳取ったら次々悪いところが出て来るんですから、気楽につきあっていこうくらいでお願いしたいわ(笑)