65才、年金をどうする?

年金の繰り下げと振替加算のことです。
サラリーマンを定年し幼稚園の先生に転身した60代女子メカジキです。定年後の暮らしや、遠距離介護のことなど書いてます(自己紹介→★)
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65才、老齢年金受給のお知らせが届きました。
さあ、年金もらうか? 繰り下げるか?
年金事務所をネット予約して、確認と手続きに行ってきました。

わたしたち世代の女性は、経過措置として、61才から特別支給の厚生年金として年金の一部(報酬比例部分)をもらえます。
定年後にパートタイマーになって、稼働日数によって給料が不安定なのを痛感しました。
そんななか、月にして十何万と決まった額をもらえる年金は強い味方でした。
それが65才でいったんちゃらになり、正式な老齢厚生年金と老齢基礎年金に切り替わります。
両方、もしくはどちらかだけを繰り下げることも可能です。
繰り下げたほうが先々もらえる額は大きくなり、お得だそうです。
とはいえ、すでにもらっていた厚生年金部分はしっかり使っています。
これを繰り下げたら、暮らしていけない(笑)

では、基礎年金部分は?
満額もらうためには40年かけないといけないのですが、わたしは38年しか払っていないので支給額は6万ちょっとです。
大学生時代に払っていないのを、うかつなことに今回のお知らせで初めて気が付きました。
満額に足りないし、入ってくれば使って家計が膨張する。
パートとして働けて給料もらえている間は、なくてもいいかも。
繰り下げは最初は1年間、その後は一か月単位でできます。
ということで、基礎年金だけ繰り下げしました。
あと、厚生年金を長年かけると配偶者へ振替加算というのがつくそうです。
配偶者の所得の制限がありますが、ハードルゆるめ。
うちの場合は、夫に年間6万ほどが生涯もらえます。
厚生年金、オジサンと専業主婦がモデルのせいか、なんか手厚い。
加算は本人の繰り下げにかかわらずもらえることを確認し、手続きしました。
トーチャンが「月にして5,000円か」と笑います。
わたしが長年働いたおかげやで。
毎月、奥さんに美味しいもの、ご馳走してや。
まあ、トーチャンのおかげで長年働けたので、そこは感謝です(笑)