友だちが、毎週新幹線でお母さんの遠距離介護に通っています。
サラリーマンを定年し幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、幼稚園パートやリフォーム、遠距離介護のことなどあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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ひさびさに、元の会社の同期入社の女友だちとお茶しました。
彼女は91才のお母さんの遠距離介護をしています。
横浜から名古屋の実家まで、新幹線で毎週通っています。
週に4日名古屋で3日横浜、片道3時間、毎週、4年間。
えらい。
お母さんはアルツハイマーで、ひとり暮らしが難しい。
ゴミ出しができない、火や水の始末ができない、ときどきトイレも失敗。
実家近くに住む妹さんと交替で、必ずどちらかが付き添う体制。
ヘルパーも、デイサービスも、ショートステイも使っている。
でも、最近妹さんが疲れてきて、体調不良でうつ症状が出ている。
お父さんが残したお金を使っているが、交通費が年間100万かかる。
ケアマネから「いつまでこの綱渡りの介護を続けるのか?」と言われている。
客観的に見たら、お父さんが残したお金があるうちに、お母さんに良さげな施設に入ってもらうべしです。
でも、彼女の中では、自分が頑張ればお母さんは住み慣れた自宅ですごせるのに、という思いが強いのでしょう。
他人がとやかく言うことではありません。
ただ、わたしにはできんな、と思います。
母親への思いと父親への思いは違っているせいかもしれません。
母には、ボケようが寝たきりになろうが長生きしてほしい、と思っていました。
正直なところ、父親へはそこまでの思いがない。
盆栽の水やり中にぱったり倒れて逝ってくれ、くらいに思っています。
それ以上に、自分を犠牲にして、誰かのために尽くすことに喜びを感じられない。
あくまで自分の人生が最優先です。
ごめんやで、お父さん、娘はこういうタイプです。