定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

父90才とはつかず離れず

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ひとり暮らしをする実家の父との距離感を考えます。

サラリーマンを定年して、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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母が亡くなり、実家の父90才はひとり暮らしになりました。

実家に帰ってきてお父さんを看てあげないのか、そちらの自宅に引き取ってあげないのか、とご近所や知り合いに言われました。

いまのところ、そのつもりはありません。

 

父は盆栽が最優先で、盆栽の世話ができるあいだは自宅を離れるつもりがありません。

年相応の物忘れはありますが頭はしっかりしていますし、なんとか家事もできています。

それなら自力でがんばってもらいましょう、という気持ちです。

 

なによりも、昔から父は尊敬できる点も多々あるけど、イラっとすることも多いのです。

母は人の世話をするのが大好きでしたが、父は昭和ひと桁のひとりっ子なので人から世話してもらうのが当たり前なタイプ。

その上、よく言えば感性豊かなこだわり派、悪く言えば神経質で他人のアラが目について、減点法で悪口不満を口にします。

わたしは、父のこの誰の得にもならないネガティブな物言いが我慢ならんのです。

 

たまに顔を合わすくらいなら、父が腹の立つことを言っても、「相手は90才、90才、90才」と口の中で唱えてやりすごせます。

今回の母の介護のように長期にいっしょにいるとイライラがたまって、「母がおらんようになったら、二度と来んわ」と大声で大ゲンカ。

 

母はそのへんよくわかっていましたから、生前に言い残しました。

「もし自分が先に死んでお父さんの介護が必要になったら、あんたの家のそばの老人マンションに呼び寄せてやって。お父さんわがままやから、いっしょに住んだら◯◯さん(うちの夫)がかわいそうやから。」

 

なんとか元気なうちはそれぞれ好きに暮らす。

サポートが必要になれば(できる範囲で)できる限りのことはする。

修復不可能なほど大ゲンカする前に、適当な距離を取る。

父親とはつかず離れずが良さそうです。