定年女子の人生後半戦は楽しい

女子の定年後は思ってたより忙しい

親の介護で仕事をやめるべきか?

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親の介護でパート仕事を辞めるか、悩んだ話しです。

サラリーマンを定年して、幼稚園の先生になったアラカン女子メカジキが、日々の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→
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母親が弱って介護が必要になったとき、仕事を辞めて実家に帰ろうか、と悩みました。

 

父は昭和生まれの90才。

母がそれなりに元気になって退院できるとしても、父ひとりでは自分のことだけで精一杯。

わたしが帰ってやらないと母はずっと病院暮らしになってしまう。

行ったり来たりするには遠い実家です。

 

幼稚園の先生をしていますが、パートタイムで担任を持っているわけではありません。

自分が辞めても誰も困らない。

 

唯一、うちのトーチャン(夫)がひとりになってしまいますが、わたしが会社員時代に7年も奥さんの単身赴任をしても大丈夫だったのでなんとかなるはず。

 

主治医の先生やケアマネさんと話していても「実の娘でしょ、仕事といっても所詮は定年後のパートでしょ、親ほっとくのか」と口には出さねど思ってるに違いないとプレッシャーを感じます。

 

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真剣に悩みました。

でも、辞めて誰も困らなくても、自分が楽しくない。

毎日子どもと会うのは楽しいし、森や野原を駆けまわって健康になるし、自分なりにやりがいを感じてます。

幼稚園の仕事は辞めない。

その上で、母にはできるだけのことをしよう。

そのためにどうすればいいか考えよう。

 

そう決めてケアマネさんに話したら、では介護ヘルパーさんをとか、施設を探しましょうとか、どんどん方法が出てきます。

世間の無言のプレッシャーは自分が勝手に感じていただけでした(と思いたい)。

 

そうこうしているうちに2回の一時帰宅を経て、母は亡くなりました。

母の人生も「自分のやりたいことをやる」でしたから、これでよかったと思うことにします。