あまりの暑さに、パート先の幼稚園では大人もマスクを外しました。
アラカン女子メカジキが、女子の定年後の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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連日の酷暑、内陸部のうちのあたりは38度、39度と記録更新中。
勤めている幼稚園では古株のパートの先生が園長に直訴してくれて、「屋外で距離が取れるなら先生もマスクを外します」と保護者へお知らせを出してもらいました。
小さい子相手で距離が取れないときも多いのですが、いまはコロナより熱中症が危険。
大人もマスク外しました。
テレビでは「屋外での活動は危険」と言ってますが、うちの幼稚園、教室にはクーラーがありません。
クーラーのない室内に20~30人も子どもを入れるとそっちのほうが暑いので、とにかく終日外で過ごします。
年中組の女の子のお母さんが「こんな気候にクーラーもなく、外で遊ばせるのか」と園長に詰め寄ってこられました。
気持ちはすごくわかります。
自分も会社員時代なら「ありえへん」と思ったでしょう。
でも、35℃超えたら屋外での活動はやめろというのは、クーラーの効いたオフィスで仕事をしている人の言い分です。
外で働かざるをえない人や、外遊びが重要な子どもたちは、暑い中でもすこしでも過ごしやすい場所や方法を考えています。
天気予報の気温が38度でも、場所によってぜんぜん暑さが違います。
直射日光の当たる園庭のまんなかは42度を突破。
園庭周辺の樹木の下は37度とややまし。
先生たちはとにかく子どもに水を飲ませたり、頭からホースで水を撒いて子どもを冷やしたりしています。
あとは園バスで森の公園に避難。
標高が少し上がるせいで気温が1~2度ちがって、木陰に風がよく抜けます。
ブルーシート5枚、ござ、タオル、たらい、水遊びグッズ、着替え、紙芝居のステージまで、大荷物を抱えて民族大移動です。
たらいで水浴びしたり、カエルをつかまえたり、森を探検したり。
これも子どもには重要な夏の体験。
どうか熱中症事故が起きないようにと、大人は汗だくですが(笑)