小説「本好きの下剋上」シリーズにドはまりして、社会生活に支障が出ています。
アラカン女子メカジキが、女子の定年後の暮らしをあれこれ書いてます(自己紹介→★)
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香月美夜さんの小説「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜」シリーズにドはまりしています。
本好きの女子大生が中世ヨーロッパ風の世界に転生して、自力で本を作ろうとがんばる話しです。
小説投稿サイトに2013年から2017年にかけて投稿連載され、2015年からTOブックスから出版開始。
「このライトノベルがすごい!」では、2018年版・2019年版で単行本・ノベルズ部門第1位、2020年版・2021年版で同第2位を獲っています。
シリーズ既刊が32巻(5部677話)、販売累計600万部以上だそうです。
メカジキ自身も本好きで、ジャンルを問わず、小説から自然科学、社会科学、歴史、日本国憲法までなんでも読む活字中毒です。
ライトノベルもよく読むのですが、当たり外れが大きい。
「このライトノベルがすごい!2021版」の受賞作の中からおもしろそうなシリーズを3つ選んで読み始め、ほかふたつは1~2巻でもういいかとなりましたが、この「本好きの下剋上」シリーズははまりました。
理由はふたつ。
貧乏な少女に転生した主人公が本を作るために製紙業・印刷業を起こすところから始めるのですが、そのために自分で資金を稼ぐところがリアルです。
メカジキがキャッチコピーをつけるなら「剣と魔法と原価計算」としたいくらい、大人が読んでも読みごたえがあります。
もうひとつは、主人公の性格が大好きなスカーレット・オハラタイプで、本づくりに猛進し周囲の人々を振りまわします。
主人公にキャッチコピーをつけるなら「中世本づくり版の『科捜研の女』榊マリコ」です。
もうハマりにはまって、睡眠時間や家事を削って読み進めています。
1冊300ページ以上あるぶ厚い新書を広げて持ち続けて、右手が腱鞘炎ぎみ。
ようやくシリーズ32巻のうち17巻目まで来ましたが、このままではいかに時間がある定年女子といえども社会生活が送れなくなりそうです(笑)