89才の父、まだまだ年賀状を出すつもりかと思う、定年女子メカジキです。
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10年ほど前から、実家の父に頼まれて年賀状を印刷しています。
市販の年賀状ソフトを使って適当なデザインを作り、うちのプリンタで40枚くらい印刷して、実家あてに宅急便で送ります。
宛先の住所氏名は父が自分で手書きします。
父は昔からすごく達筆です。
その父が、今年から宛先も印刷して、と言い出しました。
「だんだん書くのめんどうになってきたんや。」
「パソコンに一回登録したら来年から簡単やろ。」
実家の父、来年90才です。
思わず心の中で「あと何年生きるつもりやねん?」と突っ込んでしまいました。
出すのが面倒になった時点で、年賀状はやめたら?
もらうほうも高齢で、面倒だけどやめられないだけだから。
そう思いましたが、言うのもかわいそうなので引き受けました。
父の手書きの住所録をパソコンに入力。
進化を極めた年賀状ソフト、至れり尽くせりで郵便番号を入れるだけで住所が入って簡単です。
40人分データ化して、デザイン面も作り、年賀はがき両面の印刷を終えました。
その中には、メカジキ家(わたし)へ向けての年賀状もあります。
自分でデザイン面を作って住所も書いた、自分あての年賀状を、父あてに宅急便で送るのか?と考えましたが、送りました。
父が見て、投函して、気が済むならそれでよし。
住所録もせっかくデータ化したので、来年も再来年も年賀状を出してください。
お母さんとふたり、元気でいてください。