乳がんかもと言われて人生の優先順位を考えたら、バタフライが一位だった、アラカン女子メカジキです。
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遺伝性乳がんの可能性が高いと言われて、生検の結果を待っているところです。
まだ確定したわけではありませんが、先生が「8割がん」と言うくらいです。
結果の面談までに、聞きたいことやどんな治療をしたいかを考えておかないといけません。
なんでも理屈から入る方なので、遺伝性乳がんの勉強始めました。
日本乳癌学会の「乳癌診療ガイドライン」や厚労省の「遺伝性乳癌卵巣癌症候群乳がん診療の手引き」を読んだり、乳がん関連の情報サイトを見たり。
出所が確かで、なるべく新しい情報にあたるようにしてます。
今の遺伝性乳がん治療、いろいろな選択肢があります。
選択肢が多いということは、患者が決断しないといけない場面が多いということです。
乳がんの進行度合いによるのですが、初期の乳がんだと、乳房全摘(全部切除)するか、温存(部分切除)するか?
もし全摘するなら、再建手術をするのか?
リスク低減のために、反対側の乳房や卵管卵巣を切除するのか?
お医者さんはがんを治す最善の方法を提示してくれるかもしれませんが、アラカン女子の残りの人生をまるごと考えてくれるくれるわけではありません。
定年後は「やりたいことだけやっていく」が基本方針ですから、まずは自分がどうしたいのか、これからの自分の人生の優先順位を考えてみました。
うーん、、と考えて「見た目」は最悪割り切れる、と思いました。
おっぱいがなくなり平たい胸になったら、ジムで着替えるときに気が引けるな、温泉にも行きづらいな、とは思います。
しかしまあ自分の気の持ちようですから、「気にしない」と割り切れば、たぶんオッケー。
再建手術自体に合併症などのリスクがあるなら、再建しなくてもいいや。
それなら、譲れないのはどこか?
いちばんは「運動機能」を損ないたくない。
女性の健康寿命が平均75才で、いま61才のメカジキにとってはあと14年。
せっかく泳げるようになったバタフライを毎日気持ちよく泳ぎたい。
幼稚園で10キロの子どもを抱えてダッシュで走りたい。
全摘することで、腕が上がらなくなったり、痛みやしびれが残るなどの後遺症のリスクが高くなるなら、部分切除にしたい。
どうやら人生の優先順位の一位はバタフライらしい(笑)
再発をおびえるのが嫌というひとも多いでしょうが、メカジキは「再発の不安」は小さめ。
万一再発したとしても、今後10年は病院の管理下にあるから早期発見できるはず。
再度治療すればかんたんには死なないだろう、くらいに考えています。
切りたくない、現状維持したい、という認知的バイアスが働いているのはわかってます。
が、やなもんはやなんです(笑)